コレクション整理での出品です。
1960〜80年代のチベタンスカルになります。
ネパールの密教法具になります。
チベット山羊のカパラ kapala(頭蓋骨)です。ゴールドを基調とした薄い金属が、表裏ともに貼り付けられ、目にはガラス玉が埋め込まれ、美しく豪華に装飾されています。
いわゆる「チベタンスカル」です。チベタンスカルはチベット仏教の法具で、チベット仏教では輪廻転生が信じられ、亡骸は鳥葬に臥され、特定の僧侶のみ法具として残されます。
特に大事にされるのは頭部らしく、頭部を開ける事により知識の解放、その頭頂部で酒などを飲み干す事により知識経験の伝承を行なうと言われています。その後に崇敬を含め、丁寧な装飾を施され寺院に祀られるそうです。
この神秘的な装飾が施された僧侶の頭骨こそ、チベタンスカルです。チベタンスカルは人骨以外にも、サル、ヤギの頭骨も用いられます。これが作られたのはおよそ20年位前迄で、今後、新品は手に入る事はないでしょう。
⚠かなり年季の入ったお品です。そのため、輸送中に装飾などが取れてしまう可能性がございます。
(取れてしまった場合、接着剤などを使用して補修することは可能かと存じます。)
そうした破損などを想定に入れたうえで格安でお譲りいたします。
また、動物の体の一部を使用しているため、そこまで気にはなりませんが、独特の匂いがございます。
御理解いただける方のみノークレームノーリターンで御購入をお願い致します。