戦後の日本カメラ史においても非常に珍しい一台、Tokyo Koken(東京光研)製 Dolca 35 IIです。製造台数が少なく、市場でもほとんど見かけることがない希少機となります。
Konica I 系統に酷似したデザインが特徴で、当時の日本で流行した小型レンジファインダー機の中でも特に完成度が高い一台です。重厚感のあるボディとシンプルながら美しいデザインは、所有欲をしっかりと満たしてくれる逸品です。
【コンディション】
外観:
目立つ傷や凹みのない非常に綺麗な個体です。時代を感じさせない保存状態で、コレクションにも適しています。
ファインダー:
若干の小ゴミはありますが、覗いた印象はスカッとクリアで視認性良好です。二重像もまずまず見えており、ピント合わせも可能なレベルです。
レンズ(NIPOOL 50mm f/3.5):
小ゴミ程度のクリアな状態です。美しい光学系です。
絞り羽根に油があります。
シャッター:
全速切れており、音を聞く限りスピード変化も確認できます。(精度までは保証できかねます)絞り羽根の開閉などの詳細な確認はしておりません。
✅ 本機は「幻のカメラ」とも称され、マニア・コレクターの間では非常に人気が高まっています。
✅ Tokyo Koken製カメラは資料も極めて少なく、市場に出回る機会は非常に希少です。
古い品物です。いつ、不具合が起こるか分からない品物であることをご了承ください。また、全ての動作を保証するものではございません。
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