この詩は、昭和49年8月29日に79歳(数え歳では81歳)でお亡くなりになった、京都の南禅寺の管長でもあった柴山全慶老師の詩です。
花は黙って咲いています。「ここで咲いていますよ」、「私を見てください」と自分をアピールしません。そして散るときも、散りたいとも散りたくないとも言いません。ただ黙々と咲き、散ってゆきます。花は、その時、その場で、その生涯を生き切っているのです。
それゆえ花は美しいのでしょう。綺麗に見えるのでしょう。花は何も語りませんが、そこに一輪の花の命の神髄が見えてくるようです(『心のことば』参照)。
- 内容: 花に関する詩が書かれた書
- 額縁の素材: 木製
- サイズ: 額縁のサイズは約44cm x 37cm
- 状態: 非常にきれいです
- 裏面: フックが取り付けられた木製の裏面
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