■概要
日本の名窯オールドノリタケが、大正末期(1921〜1924年頃)に製作した、豪華金彩の花籠文様トリオ(カップ&ソーサー&プレート)です。
欧米向け高級輸出品として製作された作品で、現在は「里帰りアンティーク」として世界中のコレクターから注目を集めています。
製造年:1921年〜1924年頃(推定/大正末期)
製造国:日本
ブランド:Old Noritake(オールドノリタケ)
サイン(刻印):青色「Noritake」「Made in Japan」マルキ印あり
サイズ(約):
カップ口径8.1cm
ソーサー直径14cm
プレート直径16.4cm
■コンディション
ヒビ、欠けはなく良好な状態です。
経年による金彩の摩耗はございますが、100年を経た今も上品な美しさは健在です。
■魅力
本作は、オールドノリタケが世界市場に飛躍した大正末期の輸出黄金期に生み出された逸品です。
柔らかなアイボリー地に、繊細な金盛りで描かれた「花籠文様」は、豊穣と幸福を象徴する意匠。
西洋の華やかなデザインを取り入れながらも、日本的な緻密さと手仕事の温かみが見事に調和しています。
花籠の金彩は厚みのある盛上げ技法で施され、光を受けるたびに陰影を生み出します。
縁を巡る唐草文様や格子文は極めて細やかで、当時の熟練職人が筆一本で仕上げたことが伝わるほどの精緻さ。
この時期のノリタケは、欧米上流階級の嗜好に合わせて高度な金彩技法を極めており、その完成度の高さは、後年の量産期とは一線を画します。
青色のマルキ印(丸に木の字)は、1921〜1924年頃のごく短期間にのみ使用された希少な裏印。
オールドノリタケ初期輸出期を代表する証として、コレクターの間で特に評価が高いものです。
100年を経た今も、金彩の輝きは衰えず、当時の美意識と職人技を伝える歴史的価値の高いトリオです。
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