JIL SANDERジルサンダーはドイツ・クレフェルドスクール卒後、アメリカ・カリフォルニア大学、ニューヨーク雑誌社でファッションジャーナリストを経験したドイツ出身のハイデリーイリーネザンダーが1968年に自身が立ち上げたブティックで展開されたオリジナルブランド。
当時はMUGLERミュグレーやSONIA RYKIELソニアリキエルの販売をメインにしていたが、当時の時代性であった華やかな服に対し、彼女は品質に拘ったミニマルで洗練された服を作り続け、時代と共に社会で戦うマニッシュな女性象が受けはじめると、彼女の作品は世界中から評価される。
パリ、ミラノとコレクション発表の場を移しながら、1998年にPUMAプーマとコラボレーションスニーカーが話題となり、1999年にPRADAプラダグループの買収を受け、その中でプラダとの確執からデザイナーの辞任と復帰を繰り返す。
2005年〜2012年間はRAF SIMONSラフシモンズがクリエイティブディレクターを務め、2018年〜2025年間はOAMCのルーシーとルークのメイヤー夫妻、以降はGUCCIグッチで経験を詰んだシモーネベロッティが指揮をとる。
JIL SANDERがPRADAに買収された後にジル本人がデザインしていた04SSのBDシャツです。
ミリタリーシャツをベースにし、彼女のミニマルさを感じる小さめプレーンカラーに見える隠れボタンダウン仕様、ダーツを入れないボックスシルエットながらも背面ヨークの美しいギャザーや袖付を一部パッカリングにしていたりと職人技法に優れ、生地もシャツでは珍しいピケを使ったりと、プラダの持つ高品質ファブリックが圧倒的着心地と肌触りを持った素晴らしいシャツです。
ジルの持つデザインセンスと、プラダの職人技と素材、品質の良さがマッチした一時しか生産しなかった貴重なarchiveです。
大変古いヴィンテージ・アーカイブ品故に、全体的等強いフェード、襟裏に汚れがございます。
カラー ブラック
サイズ 42
肩幅 約45㎝
袖丈 約64㎝
身幅 約52㎝
着丈 約80㎝
素材 コットン100%
生産国 イタリア
蝶貝ボタン使用