三宅理一: 著、田原桂一: 写真講談社, 1983年, 425×310mm, hard, 英文ヨーロッパを中心とした世紀末建築を集大成した全6巻からなる作品集。三宅理一の論文を中心に、ヨーロッパの各都市論なども収録。メインとなる写真は全て写真家 田原桂一により撮り下ろされたものであり、大判の美しい写真が豊富に収録されている。内容からブックデザインまで、非常に豪華な作品集。第4巻 「分離派運動の転回」オーストリア、ドイツ、チェコスロヴァキアを中心に、近代建築史上、重要なる革新運動であった分離派の建築作品を扱う。第5巻 「アーツ・アンド・クラフツと田園都市」イギリスに興った近代芸術史の上での重要な現象としてのアーツ・アンド・クラフツ運動を扱い、さらにスコットランドとの関係、ドイツ、スイスといった大陸の国々への波及について、田園都市との関連において示している。またオランダの世紀末建築についても収録。第6巻 「民俗文化と世紀末」ハンガリーを中心にチェコスロヴァキア、ユーゴスラヴィア、ルーマニアの一部など、旧ハンガリーの範囲に属していた地域を対象となし、また、フィンランドをも加えて全体としてナショナル・ロマンティシズム的な傾向を有した建築運動を扱う。
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