いずれも今年に入ってから購入したものです。
グラシン紙をかけて書斎にて保管していました。
こちらの特色は「らせん訳」、「戻し訳」と言われるその成立過程にあります。
「古和語→英訳→現代和訳」という流れなのですが、その訳出があまりにも素晴らしく、従前の源氏物語の現代語訳とは一線を画するものとなっています。
間違いなく、一読の価値がございます。
なお、全4巻の副読本として、こちらの翻訳に携わられた姉妹の手による評論エッセイもセットで出品させていただきます。
(第4巻の付録「登場人物総系図」も付属します。)
◽️「源氏物語 A・ウェイリー版 全4巻」左右社
紫式部 / アーサー・ウェイリー / 毬矢まりえ / 森山恵
#紫式部 #アーサー・ウェイリー #毬矢まりえ #森山恵 #本 #日本文学/小説・物語
◽️「レディ・ムラサキのティーパーティ らせん訳「源氏物語」」講談社
毬矢 まりえ / 森山 恵
#毬矢まりえ #毬矢_まりえ #森山恵 #森山_恵 #本 #日本文学/評論・随筆
NHK‐Eテレ「100分de名著」2024年9月放送「ウェイリー版・源氏物語」、NHKラジオ第一「高橋源一郎の飛ぶ教室」に著者出演で話題!
源氏物語はなぜ「世界文学」になったのか?千年前に紫式部が書き、百年前にアーサー・ウェイリーが英訳した「源氏物語」を現代日本語に再翻訳した著者が、時空を超えた物語の秘密と魅力を解きあかす。
高橋源一郎氏、推薦!
文学史に残る偉業、らせん訳「源氏物語」には、翻訳者姉妹による、もう一つの輝く「らせん」が埋めこまれていたのだ。
レディ・ムラサキとは、一体だれなのか?1925年、アーサー・ウェイリーによる初の英語版が刊行されて以来、世界各国に翻訳された「源氏物語」は、時代を超え国境を越え、中国古典からギリシャ・ローマ神話、聖書、シェイクスピア、プルーストやウルフらモダニズム文学、そして現代まで――。数多の異言語・異文化の波を潜り、「世界文学」として新たに生まれ変わった。千年前の古典原文、百年前の英語、現代日本語を往還しながら、『源氏物語』の〈らせん訳〉=トランスクリエーションを成し遂げた著者による、発見の喜びにみちた評論エッセイ!