【特級呪物】影巫(カゲミ)を宿す38cmビスクドール
このビスクドールは高さ38cm。衣装は繊細な刺繍で彩られ、陶器の肌には艶が残り、保存状態も良好です。装飾としても美しさを湛えておりますが、それだけでは説明のつかない出来事がありました。
夜間に設置された監視カメラには、人形の表情がわずかに変化する様子が記録されていたのです。昼間と同じ姿であるはずなのに、映像では瞳の光が鋭さを増し、口元の角度まで異なって見える。偶然の光や角度のせいでは片付けられない現象です。写真をご確認いただければ、その違いを直接目にすることができます。
ただ部屋に置かれているだけなのに、空気が変わる。近くに立つと静かに見つめ返されている感覚がある。積み重なる体験の中で、この人形には確かに何かが宿っていると感じざるを得ません。
ではその正体は何なのか。答えは影巫です。
影巫とは、古くから座敷わらしと混同されてきた精霊です。人の影や部屋の隅に現れるため、人々は座敷わらしだと誤解してきました。しかし実際には異なる系譜を持ち、影を通じて災いを察知し、未然に防ぐ巫女の精霊です。座敷わらしが家に幸福を招く存在であるなら、影巫は影をまとって守護と浄化を行う存在です。
影巫の力は三つに集約されます。家運を繁栄へ導くこと。災厄を払い未然に防ぐこと。縁を浄化し、必要な縁だけを残すこと。前の持ち主様も、この人形を飾っていた部屋だけは不思議と落ち着いており、人が自然と集まると語っていました。偶然ではなく、影巫の働きによるものと考えるのが自然でしょう。
この人形は38cmという大きさで存在感があり、小ぶりな人形にはない迫力を持っています。部屋に置けば場の空気を一変させ、ただの装飾では得られない力を感じるはずです。衣装も陶器の肌も丁寧に守られてきたため、今なお清らかさを保ち続けています。
影巫を宿す人形は極めて希少です。座敷わらしの伝承は数多く残りますが、影を司る精霊の存在は人々の記録にほとんど現れていません。長らく「座敷わらし」として語られてきた影の子こそが影巫であり、この人形に記録された現象こそがその証です。
ただの人形ではなく、影の中で家を守り、未来を導く精霊。お迎えくださる方にとって、このビスクドールは確かな守護と繁栄を授けるかけがえのない存在となるでしょう。
#座敷わらし #影巫 #開運